静岡県は、その温暖な気候から柑橘系フルーツの名産地。醸造用として使用する地元産の柑橘系フルーツの中でもベアードさんが特に気に入っているのは「だいだい」。グレープフルーツと同じ位の大きさで、アロマはさらにスパイシーでフレーバーはもっと甘酸っぱい。柑橘系の個性を持つホップと組み合わせると、その個性はより際立ち、実際に飲んでみると、どこからがホップなのか、どこまでがフルーツなのか区別がつかない程そのフレーバーの個性は良く似ています。今年も「だいだい」の他に地元産の「夏みかん」を加えました。これらのフルーツと柑橘系のホップを投入した結果は・・・　最高のマリアージュ！
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スタウトのカテゴリーは非常に幅広く、様々なスタイルがあり本当に奥が深い。インペリアルスタウトはその中でもビッグダディのような立ち位置にいます。この「ダークスカイ」はスタウトの中でも暴れん坊の血を引く、ベアード冬の定番限定ビール。焙煎されたモルトフレーバーの大渦巻の中で、ホップの個性が滝のように降り注ぎ荒れ狂っているかのようなこのスタウトは、寒い冬にしっかりと味わうのに完璧。心地よい丸さと満足できるバランスの良さが安心感を与えるけど、それは錯覚にすぎません。要注意！
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このリッチかつモルティで祝いの席に映える朱色のエールは、地元産の2つの原材料「摘み立ての完熟いちじく」「 ニッキ（シナモン）の小枝」を加え、より特別なフレーバーを醸し出しています。フルボディでアルコール度数も高めなので、心も体も暖かい幸せな気分に満たされるはず。人生とは儚く短いもの。人間としてこの世に生を受けてからあっという間に時は過ぎていき、歳を重ねる毎にその現実を明白に感じます。苦しい時もある、単調な毎日をただ淡々と過ごしている時もある、ただそれを除けば不思議と楽しいこと、喜ばしいこともいっぱいある。年末のこのホリディシーズンは人生における喜びを祝い感謝するすばらしい季節。「ベアード・ブルーイング」では毎年このクリスマス＆ニューイヤーホリディエールを仕込み、人生の喜びを表現しています。
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2002年以来「ベアードビール」では、スタウトにかける情熱とコーヒーへの愛情を込め、毎年違うコーヒー豆を使用して「モーニングコーヒースタウト」を造り続けています。美味しさの鍵は主発酵の後、低い温度で静かに発酵を続けているビールの中へ、品質の高い深煎りのコーヒー豆を直接投入することです。いわば水出しコーヒーの原理で、ビールに直接豆を浸しコーヒーのエキスを存分に抽出しているのです。もしあなたがプレミアム・コーヒー好きで、フレーバー豊かなスタウトも好きなら、まさにこれはあなたのためのビールです！
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「がんこ」の意味が不機嫌とか気難しいというものである必要はありません。「ベアード」の「がんこおやじ」のラベルは楽しく陽気。なぜなら美味しいバーレィワインを飲むと、思わず笑顔がこぼれてしまうから！ビッグビールですが、個性の強いインパクトのあるホップを大胆かつ贅沢に使用することで、甘みと苦み、リッチさとドライさ、力強さと繊細さ、そして強さと柔らかさ、全てにおいて素晴らしくバランスが取れています。冬の寒い夜、寝る前に本を読みながらじっくりとたしなみたい、シンプルだけど重厚で奥深い味わいのビールです。
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初期比重は「ストロング・ペールエール」並、アルコール度数は「IPA」、苦みの指数は「インペリアルIPA」と同等で、その全てを合わせたハイブリッド・スタイルといった感じのビール（「ベアード」では「インペリアル・ペールエール」と名付けました）。使用したホップは全てピリッと刺激の強いタイプばかりで、全6種類（エクアノット、シトラ、コロンバス、トーラス、ネルソンソーヴィン、カスケード）のホップを使いトリプル・ドライホップされているため、アロマにもホップの個性が強く表れています。そして更に充填の際には発酵のピーク状態にある麦汁（今回はライジングサン・ペールエールのもの）を加えるクロイズンという製法を用いました。この最後のステップによりビールはよりいきいきと進化し、ホップの個性も刺激的でフレッシュな状態を保持します。「ホップ狂（HAVOC）」が狂気乱舞する味わいからラベルには「混乱」という漢字が！
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2004年、ベアード家に４番目の娘が生まれたのを記念して、姉妹の特別な絆を祝い造られた、ドイツのマイボックの精神を継承したビール。現代では一般的にボックといえばミュンヘンの街を連想させますが、こちらは13世紀初頭にアインベックという街で造られていたスタイルをイメージして醸造。当時モルトの配分は小麦1/3、大麦2/3を使用して造られていた為、爽快で飲み飽きせずパンのような風味が特徴的でした。こちらも原材料の25％に小麦を使用した「爽快」「健康的」なフレーバーに仕上がっています。ベアードさんが父として、愛する四姉妹への愛情をたっぷり込めて造ったビールです！
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この生き生きとして爽快なフルーツエールのコンセプトと、果汁たっぷりの長野県産のリンゴは、共にベアードさんの友人でもある原宿ベースのアパレル会社「alias」が提案したもの。スライスして細かく切った新鮮なリンゴを、麦汁の中に2回（煮沸時とワールプール時）に分け投入し、充填前に貯酒タンクで発酵中の若ビールにも1回加えています。長野県産の真っ赤なリンゴの自然な美味しさを最大限に引き出す為、原料は主にベースモルトだけを使用し、発酵度合を高めるためマッシュ時間は長く温度は低く設定。これによりビールはドライになり、まるでサイダーのような後味を演出しています。また、ホップ使いはリンゴの個性を邪魔しないよう控えめです。
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いきいきとして弾けるようなこのエールは、「柚子」を使用しホップは助手役。「ライ麦」と「オーツ麦」を少し加えることにより、「柚子」の甘酸っぱく香り高い個性を更に際立たせました。そして2つの形（ピールと手絞り果汁）で2度（1度目は麦汁造りの時に、2度目は充填前の貯酒タンクの中に）に分けて「柚子」を加えることで、奥深さと複雑さを秘めたニュアンスのあるフレーバー、素晴らしい香りを最大限引き出しました。ちなみに「お寺の庭」という名前は、最初にこのビールを仕込んだ時に受け取った柚子が、沼津の「清川寺」の庭にある1本の木から頂いたものだったからです。
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「レイニーシーズン　ブラックエール」は、元々東京の伝説的ビアレストラン・ポパイのためのビールで、当時はシンプルにIBA（インディアブラックエール）と名付けられました。これと同じコンセプト（強いホップの個性とロースティなモルトフレーバーの競演）のもと、今年のホップは比較的マイルドで、大地や花のような個性のもの（刺激的でフルーティなものではありません）を組み合わせました。ダークモルトの個性はピリッとして、少し酸味もあり、香ばしく、ドライ。
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ブライアンのファーストIPAは、後に帝国IPAの基礎となったBryanのオリジナルレシピを再現した復刻版。帝国IPAは2001年創業時に販売を開始した定番商品4種類の中の一つで、ベアード版のイングリッシュスタイル・インディア・ペールエール。アメリカンスタイルよりもイギリスタイルのインディアペールエールを意識して造られたビールは、リッチで力強いモルトの個性、草原や花のようなホップのキャラクターといった味わいを目指しました。
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ピルスナーは、典型的なラガースタイルのビール。チェコのボヘミアンピルスは、ドイツのバーバリアンタイプと比べてややホップを効かせる傾向にあります。カルチャーショックインペリアルピルスは、近代のホップが大好きなクラフトブルワーが、ボヘミアンピルスナーにたっぷりとホップを加えた現代版です。
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エキスポートスタウトは、一般的にはリッチでロースティ、やや強めのアルコール度数、そしてホップの個性が特徴的（通常苦みとフレーバーに表れる）。ベアードミッドナイトオイルエキスポートスタウトはローストされた原料（大麦＆小麦）の個性が複雑に重なり合いながらも、ほんのりと感じるキャラメルモルトの甘さにより、バランスが取れています。そして力強くはっきりとしたホップのフレーバーがこのスタウトを完璧な状態へ仕上げています。
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このボックは色の明るいボックらしく丸みがあり、大胆でクリーンな味わいですが、柑橘系の清々しい爽やかさもあります。この柑橘系の個性は主にみかんによるものが大きいですが、ニュージーランド産のホップ達も名脇役としていい役割を果たしています。「より道」とは、ついでにちょっと寄ってみる、または目的があってわざわざ寄ってみる、のどちらか。より道みかんボックは、どちらの意味でも何度でも試してみたいビールでしょう！
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「ウィット」とは、「ホワイト（白）」の意味で、この小麦を使用したエールの白濁した色に由来しています。四国ウィットには、原材料の25％に四国・香川県産の小麦が使用されています。小麦のプロテインと、ろ過されずに残された酵母の相互作用により、このミルキーな白っぽい色が生まれます。小麦はまた、非常に爽快で少し酸味がかったフレーバーを生みます。一般的なウィットビアと同様に四国ウィットは、ホップ使いは軽めでフレーバーにいいバランスを与える程度です。しかし近年のほとんどのウィットビアと違うところは、四国ウィットにはスパイスやフルーツは一切加えていません。いきいきとしたフルーツのようなフレーバーは、ベアードのハウスベルギーウィットビア酵母が行う発酵から生まれる素敵な副産物なのです。
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ベアードビールでは多種多様なホップを使用してビールを造ってきた経験から「シングルホップは面白くて勉強になるが、ホップの個性を最高に味わえるのは違う種類のホップを数種類うまく組み合わせたビール」とのこと。ワールドカスケードペールエールは、アメリカ、ニュージーランド、ドイツの３種類のホップを同じ割合で組み合わせました。このペールエールは40ＩBUで、6度に渡り煮沸釜に添加しました。そして、ドライホップは３種類を混ぜ、貯酒タンクに5日間寝かせました。
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だいだいは、素晴らしいアロマと刺激的な酸味が特徴の柑橘系の果物。その素晴らしいアロマは皮に含まれており、更に風味を閉じ込めるため天日干しにし、それをまず麦汁（煮沸後）に加え、そして2度目に熟成タンクにドライホッピングの要領で加えました。ブルワーが丁寧に手搾りした果汁は、麦汁に皮と共に加え、発酵段階では酵母のいい栄養分となります。ホップ（シムコー、シトラ、チノック、ソラチエース）は、だいだいの柑橘系の個性を上手く引き立たせるものを選び組合せました。その結果、奥深く複雑なフルーツの個性が際立つ爽快でバランスの取れたペールエールに仕上がりました。
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日本には本質的に無礼講とはまったく逆の文化も存在します。それはパワハラ（パワーハラスメント）。職場や飲み会の席で、職務権限などの力を利用して行う嫌がらせやいじめです。アルコールが感情を煽る道具になってしまっている場合もあります。パワハラが横行する時代になったのなら、ここでも美味しいビールの出番です。そこでパワハラゴールデンエールを造ってみました。レシピは無礼講時間ゴールデンエールと全く同じですが、初期比重を下げ（14.4プレート）、アルコール度数も低め（6.5％）。その結果、ビールは非常に魅惑的ですが、強すぎない！激しく酷評されそうな雰囲気になった時、これを上司に飲ませれば、きっといい気分になるでしょう。
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アメリカンスタイルのスタウトといえば、ご想像の通り、一般的なスタウトと比べると比較的ホップを効かせたものとなっています。このグレートアメリカンスタウトは、4種類のアメリカ産ホップ（コロンバス、ウォリアー、サミット、カスケード）を使用し、IBUはIPAレベルの55です。しかし、4種類のホップを煮沸後のワールプールに入れたことが鍵となり、ホップの個性が効きすぎることなく、ハーブやフローラルのようなソフトな香りを演出しています。3種類の違うタイプのローストされた原材料から生まれてくるリッチなフレーバーに、国産の黒糖を加え、更に深みのある味わいとなっています。
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このブラックスモークスタウトは、焙煎率の高いブラックモルトと、麦芽化されていないローストウィートとバーレィ、更にはビーチウッドの炎で焙煎されたドイツ産の2条大麦ベースモルトという全く違う種類のスモークの個性を加え、大胆すぎない微妙なスモーク感を構成させました。これらの違う原材料から生まれるスモークの個性は、不思議なことにそれぞれと非常に上手く融合し、完全に一体となっています。このブラックスモークスタウトの全体的な印象は、飲み手から言わせると、このように表現されるでしょう；シルキーでヴェルヴェットのようにスムーズなスモーク感。
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ベアードでは、毎年St. Patrick’s day (3月17日）を祝うため、このビスケットのような香ばしさのレッドエールを造ります。例年はタップルーム限定商品ですが、今年は大きな設備で仕込み、瓶にも詰めました。美しい朱色で、甘い香りのレッドエールをお試しあれ！
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ミルクスタウトは、やや低めの比重とアルコール度数で、乳糖（ラクトーセ）を加え造られるスタウト。乳糖は発酵対象にならないため、発酵後もビールに残り、ビールにしっかりしたボディとシルキーなマウスフィールを与えます。ミルクスタウトはかつては妊婦さんに良いビールだといわれていました。なるほど、飲んでみると、その味わいは何だか体に良さそうな感じです。
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ベルギービールの世界では、その長い醸造の歴史において、多くのユニークなビアスタイルを生み出してきた修道院ブルワリーがいくつかあります。そのスタイルのひとつがベルジャンダブルです。色は深い赤から茶色、比較的比重とアルコール度数が高く、ミディアムボディで、キャラメルやチョコレートや熟したフルーツのような風味を感じます。もし、このスタイルが日本で造られていたなら、間違いなくビールを愛するお坊さん達が造っていたでしょう。残念ながら、それは行われていませんでした。そこでベアードブルワー達がそれを実現しました。ベアードのお坊さんエールは、ビール文化においてある意味重要な要素である宗教的な歴史を祝うためにつくられました。これを飲んで瞑想したら、何か自分自身の新しい発見があるかもしれませんよ。
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ドイツビールの歴史の記録を見ると、ケルシュは実際には比較的「ニューワールド」スタイルで２００年程の歴史しかなく、「ケルン市のビール」として有名で、色が薄く、ドライで、ホップの利いたゴールデンエールです。フルーティなワインのような香りが大きな特徴の一つとなっています。ベアードオールドワールドケルシュは、フロアーモルテッドのドイツ産ピルスナーとイギリスのマリスオッターモルトを使用し、ホップはアメリカ産のスターリング、パール、ヴァンガードを組み合わせました。グラスに注ぐと、真っ白できめ細かい泡が大変印象的で、やや濁ったホワイトゴールドカラーのビールです。アロマは弾けるレモンのような爽やかさがあり、フレーバーはドライで喉の渇きを癒すのに最適です。
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数ヶ月前あまりにも突然にこの世を去ってしまった、ベアードビールのビジネスパートナーの一人で友人のダグの思い出を偲び仕込んだビールが、この「ファイアー　イン・ザ・ベリー」です。モルトのリッチさとホップの個性を効かせた非常にフレーバー溢れるエールです。アロマは、4種類のホップ（チノック、カスケード、モトゥエカ、サンティアム）を使いドライホッピングしたため、スパイシーでペッパーのよう。もし、ダグが12周年にフィッシュマーケットタップルームにいて祝杯をあげるとすれば、間違いなくきっとこのビールで乾杯したでしょう。
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そうです。これは、ベアード定番ビールを通常と違う酵母で発酵させるシリーズのひとつ。今回はスルガベイをいつも通り仕込んだのですが、通常のスコティッシュエール酵母ではなく、ベルギーウィット酵母で発酵させました。ベルギー酵母は通常より高い温度で発酵が進むため、定番のスルガベイよりも、発酵度合いがやや高くアルコール度数もやや強くなりました。是非定番と飲み比べて、その違いを体験してください！
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ベルジャンブロンドエールと聞くと、きりっとフルーティ、ドライ、爽快、などどいった言葉が思い浮かぶでしょう。ベアード版はそれに加えて非常にホップの香りも印象的です。ベアードでは、4種類のSから始まるホップ（Sterling, Santiam, Saaz, Styrian Golding）を組み合わせ仕込み、同様にドライホップにも使用しました。その結果、軽快だが奥深いエールが完成しました。
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ボヘミアンピルスナーは、世界で最も有名なビアスタイルの一つです。伝統的な仕様は、有名なチェコ産のアロマホップであるザーツ由来の素晴らしい華やかな個性が楽しめるクリーンで爽快なラガーです。ベアードでは5月ホップマッドネス月間の一つとしてこの伝統的なスタイルをユニークなものに変身させました。3種類の華やかなアロマのコンチネンタルホップ（ザーツ、テットネンガー、スポルター）を使用し、3回に渡りドライホッピングしたのです。王道のスタイルとは違う、ホップ狂のためのピルスです！
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スパルターは、優れたドイツ産のアロマホップとして名高いホップの一つです。 2012年、今年初めてベアードブルーイングはこの伝統的なホップを使用しました。そこで、このホップ本来の良さを引き出し、理解するために、シンプルで落ち着いたゴールデンエールを造り、苦味、フレーバー、アロマ、全てにスパルターホップだけを使用しました。このバランスのとれた爽快なゴールデンエールを飲むと、フローラル、ハーバル、草っぽいなどの言葉が思い浮かぶでしょう。
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これはコンチネンタルヨーロッパ産のモルトとホップだけを使用した初めてのIPAです。モルトはドイツとスロべニア産、ホップは全てドイツ産の4種類のホップ（トラディッション、スパルター、テットネンガー、ハースブルッカー）を使用し、ダブルドライホッピングしています。ハーバルでフローラルなホップの個性が光っています。
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帝国IPAはベアード定番のインディアペールエールで、その特徴的な個性は大地のようでスパイシーな3種類のアロマホップの組合せから生まれています；英国産ケントゴールディングス、スロベニア産スティリアンゴールディングス、米国産グレーシア。モルトは、フロアーモルテッドの英国産マリスオッターを使用し、力強いモルトベースを構成しているため、帝国は非常にバランスの取れた奥深いIPAです。帝国IPLは帝国IPAのラガー版：通常のハウスエール酵母ではなく、沼津ラガーと同じラガー酵母で発酵させました。2種類の帝国を直接飲み比べると、たった一つの原材料（酵母）の違いによるフレーバーの差を実感でき、いい勉強にもなるでしょう。
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ここ数年このユニークなIPAを造っていますが、毎年違う種類の地元産の柑橘系フルーツを加え、それに伴いホップのコンビネーションも変えています。今年は、青島みかんを選び、以下のホップと組み合わせました：マグナム、ネルソンソーヴィン、カスケード、サンティアム、そしてアータナム。その結果、柑橘系のフルーツの個性が幾重にも重なり合う、非常に深みのあるIPAに仕上がりました。
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この愛情たっぷりに造られたスタウトは、その名の通り二つの原材料の個性が活きています。一つはマッシュ時に加えられたたっぷりのチョコレートモルト（大麦＆小麦）、もう一つは発酵に使用したハウスベルギー酵母。フレーバーは期待通りリッチでチョコレート感があり、複雑でスパイシー。
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沼津ラガーをエール酵母で仕込んだもの。沼津ラガーと直接飲み比べて、ラガーとエール酵母のフレーバーの違いを認識し、楽しんでください。
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ライジングサンペールエールは、ベアードの定番の中でも特に人気のあるビールの一つ。ホップの効いたアメリカ西海岸スタイルのペールエールで、フレッシュな柑橘系のフレーバーが特徴的です。ベアードベルジャンペールエールは、発酵タンクに移動させるまではライジングサンと全く同じように仕込まれましたが、通常のスコティッシュエール酵母ではなく、ベルギー酵母を投入し発酵させました。仕上がったビールのフレーバーは、非常にユニークで、しかも旨い！是非ライジングサンと並べて、味の違いを自分で確かめてください！
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ドイツのデュッセルドルフはアルトビールで有名な街。この街のアルトビールを造るブルーパブのブルワー達は、時に特別な限定アルトを造り、常連客を喜ばせていました（今も？）。この特別なアルトはsticke (secret−秘密) altまたはLatzenbierと呼ばれています。通常のアルトに比べ、この秘密のバージョンはよりアルコール度数が高く、色も濃く、ホップの個性も強いのが特徴。ブルワーの秘密の握手はベアード版のsticke alt。やや高いアルコール度数（6％）で、ちょっと濃いめの茶色、ホップの個性（50IBUのアメリカ産マグナム、ニュージーランドのハラタウアロマ、アメリカ産パール、ドイツ産テットネンガー）も比較的強めです。
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「ダブルドライ　ベルジャンインペリアルＩＰＡ」の名前は、(a)ダブルドライホッピング、(b) 2種類の酵母を使用しダブル（実際はトリプル）発酵させ、(c)インペリアルレベルのホップ(煮沸窯内で100 IBUs）、比重(17.8 P)、アルコール度数(8.5%）が由来となっています。これは、非常にビターで、唸るほどドライ、アルコール感が容赦なく迫ってくるビール。例えて言うなら「オルヴァル」、「デュヴェル」、「ストーン　ルイネーション」が融合した感じです。モルトの代わりに30％の国産氷砂糖が発酵対象の原材料として加えられており、これがより高いアルコール度とより軽いボディを導いています。ホップは、ドライホップも含め、アメリカ産（ウォリアー、コロンバス、ホライゾン）とヨーロッパ産（ジャーマンハースブルッカー、スロベニアンスティリアンゴールディング）を使用しています。発酵は3度に渡り行われ：第１段階はベアードのハウスベルギー酵母、2段階目はベアードのハウススコッチエール酵母、そして充填後もその2種が引き続き活発に発酵活動を行いました。
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