ヴァンサン・デュルイユ・ジャンティアル
リュリーで、最も古い(14世紀)ルーツをもつドメーヌのひとつ。ヴァンサン&セリーヌ夫妻は1994年、父(レイモン)から3ha引き継ぎ、現在では17haを所有するドメーヌです。レイモンの息子であるヴァンサンは、ニュージェネレーション期待の星としてより一層腕に磨きを掛けています。
興味深いのは父と息子、個々にドメーヌを持っており、親子で全く違うスタイルの造りである点です。父は伝統的手法、新樽オークで2年、タンニンもしっかりしたスタイル。ヴァンサンはパーセルごとに違う醸造法を施し、巧みに樽を取り入れた手法で12ヶ月程度に軽く抑え、テロワールの重要性、優雅さを求めた造りをしています。着実に格調高いワインに仕上っています。
栽培比率はシャルドネ40%、ピノ・ノワール57%、ガメイ3%(パストゥグラン用)。2009年まで約60%が有機農法。オーガニック認定を取る予定。
ニュースター★ヴァンサンの哲学
ジャンティアル家のルーツを持つスタイルを伝承しながら、受け継いだテロワールを最大限に表現すること。そして、弛まぬ努力と経験が偉大なまでにピュアなワインを生むのだと信じています。ワインはとても繊細かつ正直です。ワインを通して私たちのパーソナリティもわかっていただけると思っています。
ブルゴーニュの若手ヴィニュロンとして優秀であると各方面からも注目を浴びているヴァンサンは、ロバート・パーカー氏に『凄い!』と言わせたほど。アメリカ市場では、「ベイビー・モンラッシェ」とも呼ばれ、ワインジャーナリスト達から最高の賞賛を受けています。
以上輸入元資料抜粋
リュリー アン・ゲンヌ[2011] 香りは、野生の鳥(獣系)、ショウガと黒いトランペットキノコの香りで完全に引きつけられます。この精力的な赤は、挽いた黒コショウ、口の中で強いアニスを感じられます。約40年のブドウの木から造られます。 ―リアルワインガイド50号より抜粋― こちらはドメーヌ物です。ミネラル、スパイス、赤黒果実、ロースト、など複雑な香り。柔らかで伸びのある果実味、程よいボディと丸くエレガントなまとまり、バランス良く完成された味わいです。メルキュレと比べればより女性的、繊細で品のある上質のピノ・ノワールに仕上がっています。メルキュレのCPの高さには及ばないまでも、このアン・ゲンヌも十分過ぎるクオリティの高さです。個人的にはこちらのほうがより好みです。(今飲んで89 ポテンシャル89+) 750ml 特価ワイン |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ :赤・ミディアムボディ
■ アルコール度:13%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :本