スゴンデ・シモン


 「スゴンデ・シモン」は、1866年、モンターニュ・ド・ランスのアンボネイ村に設立されたRMで、1982年に現当主ジャン・リュック・スゴンデ(写真右)が継承しました。所有する5ヘクタールの畑はすべてアンボネイのグランクリュという名門中の名門です。
 年間75000本の生産能力がありますが、長年にわたり、「栽培と醸造のあらゆる細部まで、私の目が十分に行き届く限界である」15000本に生産量を限定して「量より質」を貫き、残りはぶどうやマストで、「クリュッグ」や「ルイ・ロデレール」などに販売してきました。「特にクリュッグとは19世紀からの付き合いで、ずいぶん前から私たちが最大の供給元になっています」。
 ジャン・リュックの息子ニコラ(写真左)は、1993年にプロのエノローグ(醸造コンサルタント)となり、以降、数多くのRMの指導を行う一方で、繁忙期にはお父さんのアシスタントとして、自家の醸造をサポートしてきました。そして2009年、今やシャンパーニュを代表するエノローグのひとりとなった彼は、自身のラボを設立するとともに、お父さんから「スゴンデ・シモン」のバトンを正式に託されました。
 翌2010年には、ジャン・リュックの娘ヴァレリーが結婚し、アヴィズの醸造学校で栽培と醸造を修めたその夫、ジェローム・ボールも参画。畑の守護神となってくれました。2012年にはラベルデザインも一新。自家醸造作品を主体とするRM運営を行うための必要十分条件はここにすべて満たされ、「スゴンデ・シモン」の新たな歴史が始まりました。
 豪華絢爛たるその味わいは、アンボネイのテロワールの優秀性や、ニコラによる最高レベルの醸造に加え、1983年から(いわゆる「秘伝のタレ」のように)毎年10%ずつ注ぎ足されている、ヴァン・ド・レゼルヴの比率が高いことなどに由来します。

以上輸入元資料より抜粋


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スゴンデ・シモン ブリュット キュヴェN GC[NV]

すべてアンボネイ産で、ピノ・ノワール3分の2、シャルドネ3分の1のブレンド。樹齢約35年のVV。ヴァン・ド・レゼルヴ(1983年産から毎年注ぎ足しているもの)が40%で3年間瓶熟成し、ドザージュは10g/l。ちなみに「N」はジャン・リュックの息子さんの名前「Nicolas」(ニコラ)の頭文字です。

750ml   税込6160円

生産地:フランス、シャンパーニュ地方
味のタイプ :泡白・辛口
アルコール度:12%
ブドウ品種 :ピノ・ノワール67%、シャルドネ33%
平均樹齢 :35年
平均年間生産量 :本

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