ﾊﾞﾙﾍﾞﾗ･ﾀﾞｽﾃｨ･ｽﾍﾟﾘｵｰﾚ ﾃｨﾙﾃｵ[2010]
葡萄は自社畑（2ha）からのものと、25年間一緒に仕事をしている人からの買い葡萄で、比率はそれぞれ約50％です。良い年は買う量を増やします。フランス産バリック（3年樽）と2000Ｌの大樽にて1年間熟成させています。バルベーラの香りはとてもデリケートで、バリックに長時間入れ過ぎると変わってしまうため、熟成期間を調節しています。ブラックチェリーを思わせる華やかな甘い香り、酸味とコクとのバランスの良くとれたなめらかな口あたりのワインです。樽の風味とワインの味わいがよく調和した、新しいスタイルのバルベーラ・ダスティです。「Tirtèo」とはローマ時代の戦士の名前です。
―以下リアルワインガイド40号より抜粋―
自分自身がワイン商をしている事もありますが、よくこれだけの品質のワインをこの価格で売れるものだと感心しました。非常にバランスの良い飲み口で、バルベーラらしい果実味が十分、酸味もしっかりとあります。タンニンもキメも細かく最後までキレイな印象を保っています。情報では樽熟成との事ですが、そのニュアンスは少なく、現状の市場を意識したモダンな造りは好感度も大、状態も良くて旨安大賞も納得の品質です。(今飲んで88+ ポテンシャル89)※掲載ヴィンテージは2009年
７５０ｍｌ
