ボデガス・メンゴバ
1989年に認定されたスペインの新しいDO「BIERZO(ビエルソ)」は、マドリッドから北西に400q位の山岳地ですが、黒葡萄はメンシア種、白葡萄はゴデージョ種という品種が認定されております。その地に2006年から4.5haで始めたワイナリーで、「Gregory Perez(グレゴリー・ペレス)」はフランス人。奥様がスペイン人なのでスペインで自分のワイナリーを始めました。
1977年ボルドーで生まれ、ボルドー大学で醸造学を学びました。その後Ch.Grand-Puy-LacosteやCh.Cos d’Estournelで1997 〜 2000年まで働き、クラッシックなボルドーワインをしっかりと身につけました。そして自分のワインを造るため候補地を探している時に、まだDOに昇格したばかりでそれ程有名でなかったビエルソという地にチャンスがあると感じ、始めたのです。そこはまだ有難い事に農薬があまり使われている産地ではなく、古い体質が残っている所でした。しかしワインの作り方が古典的で大きな古い樽で、長年酸化熟成させるというスタイルが主流でした。その土地から生まれた葡萄の味わいを壊しているのでは?と感じるようになり、畑を完全無農薬に切り替え、スペインにも浸透してきたナチュラルワインと出会います。そして最終的にbioのワインを目指す事にしました。が、フランスやイタリアのようなレベルの高いナチュラルワインは、まだまだスペインではレアです。なのでグレゴリーの経験値として、まだどうしても醸造学から抜け切らない醸造をしがちですが、それでもこの地では、真面目に作っている生産者です。これからどんどんグレゴリーに、より極めたワイン作りに挑戦して貰いたいのですが、今はこの伝統的なDOでのスタートにブラボーを言いたいと思います。
以上輸入元資料より抜粋
ブレソ・ブランコ[2015] ボルドーで生まれたグレゴリー・ペレスがマドリッドの北西400kmの山岳地「ビエルソ」のビオの買いブドウで造る白。ステンレスタンクで発酵後そのまま3ヶ月熟成し、無濾過無清澄で瓶詰め。やや粘性のある淡いイエローの色調から、マスカットやふじりんごのアロマが拡がります。丸みのある華やかな果実に中程度の酸が溶け込んだふくよかな味わいが心地良く杯を進めてくれます。 750ml よりどり2本で3132円対象 |
■ 生産地:スペイン、ビエルソ地方
■ 味のタイプ :白・辛口
■ アルコール度: 12,5%
■ ブドウ品種 : ゴデーリョ85%、ドニャ・ブランカ15%
■ 平均樹齢 :ゴデーリョ35〜60年、ドニャ・ブランカ50〜80年
■ 平均年間生産量 : 本
ブレソ・ティント[2015] ボルドーで生まれたグレゴリー・ペレスがマドリッドの北西400kmの山岳地、ビエルソのビオの買いブドウで造る赤、地ブドウのメンシアとフランス原産のアリカントブーシェをブレンドし、ステンレスタンクで3 ヶ月発酵熟成しました。深い赤紫の色調からすみれやプラムの香りを感じます。滑らかなテクスチャーに豊かな果実と酸が織り成すバランスの良さ、コスパの高さは折り紙つきです。 750ml よりどり2本で3132円対象 |
■ 生産地:スペイン、ビエルソ地方
■ 味のタイプ :赤・ミディアムボディ
■ アルコール度: 13%
■ ブドウ品種 : メンシア85%、アリカントブーシェ15%
■ 平均樹齢 :50〜80年
■ 平均年間生産量 : 本