レ・ファヴレール
シャブリの南に位置するヴェズレー村近辺を中心としたAC「ブルゴーニュ・ヴェズレー」は、テロワールの特性もあってピュアで繊細なワインが多く生まれていることから、近年フランスのカーヴィストやソムリエ達から注目を集めている産地です。
レ・ファヴレールは、ヴェズレー村のすぐ北にあるアスカンという村に2000年に設立されたドメーヌです。オーナーのパトリック・ブランジェさんはムルソーのピエール・モレに栽培を師事し、創業直後からビオロジー栽培を実践しています。「ビオ栽培は今日の自然環境問題を考えれば当たり前のことです。みんななぜ未だに平気な顔で農薬や化学肥料を撒くのか、まったく理解できません。もちろん、香りの華やかさや味わいの複雑さ、余韻の長さもまったく異なります」。2005年からは少しずつですがビオディナミに移行しています。醸造についても、こじんまりとして可愛らしいカーヴで清潔に行っています。
尚、ブルゴーニュ・ヴェズレーはシャブリから近いとはいえ土壌はキンメリッジアンではなく、粘土質が主体になります。そのためこの地区のワインにも、ピュアさや透明感とともにしっかりとしたコクと豊かな果実味が感じられます。
以上輸入元資料より抜粋
ブルゴーニュ・ルージュ ル・ネ・ド・ミューズ [2011] 地元アスカン村とサン・ペール村に1.1ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢20年。50hlの樽で10ヶ月間の熟成。ろうキャップ。ラベルの犬はブランジェ家が飼っているミューズちゃん。完熟したぶどうが大好きで、ミューズがぶどうを食べ始めたら収穫を開始するのがこのドメーヌの慣わしです。ミューズは、ビオ栽培以外のぶどうは絶対に食べないそうです。キュヴェ名の「ネ・ド・ミューズ」は、「ミューズの鼻」という意味です。 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ :赤・ミディアムボディ
■ アルコール度:11%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :20年
■ 平均年間生産量 :本