「香露」 褐F本県]酒造研究所(熊本県)
[歴史] 明治42年、熊本酒の主だった赤酒(灰持酒)から清酒への切り替えの必要性が強まり、県内生産者が力を合わせて酒造研究所を設立し品質向上に努めました。 大正7年に株式会社とし、翌年に後に社長となり“酒の神様”とも称される野白金一氏を技師長として迎えました。以降、酒の品質は目覚しく向上し全国一位も度々獲得するようになり、また麹室の「野白式天窓」の考案や「野白式吟醸造り」を築きあげ、吟醸用「熊本酵母」の開発など全国の高級酒ブームに大きく貢献しました。 |
---|
香露 純米酒 濃醇 ひやおろし 熊本県産オリジナル酒米「華錦」を100%使用し、「熊本酵母」で醸したオール熊本産の純米酒、且つ「香露」で初めての「ひやおろし」です。約半年間の低温貯蔵後の味わいを想定して醸したお酒は、秋の脂の乗った魚や秋野菜(根菜の煮物)等と合わせて、「花冷え」から「ぬる燗」でお楽しみ下さい。
|
「日本名門酒会」限定! 香露 特別純米 瓶貯蔵 限定酒 熊本産の「山田錦」を100%使用し、無効精米歩合を考慮して58%まで精米して仕込んだ特別純米酒。水は世界屈指のカルデラ火山・阿蘇山から流れ出る中軟水の伏流水、酵母はもちろん「熊本酵母」を使用。酒母も熊本流らしい高温糖化もとで生酒期間は蔵元でも一番短い10日間し、熱酒瓶詰後1ヶ月の貯蔵で出荷するというフレッシュなお酒です。活き活きとした酸味と軽やかな甘さが融合した雄大で爽快な味わいです。口中にほのかなリンゴ様の香りがごく自然な形で感じられ、上品な余韻を残しながら消えます。今回も製造に当ったのは、野白金一博士、萱島昭二先生と続く、『香露』の製造部長であり、県下の蔵元を技術的に指導する技師長「森川 智」氏(55歳)。年に一度の特別な「香露」です!
|
香露 純米吟醸 今や全国の蔵元で吟醸用等の酵母として広く使用されている「熊本酵母」(協会9号)ですが、やはり元祖の蔵の吟醸は誰しも一度は味わってみたい酒かと思います。噂にたがわぬ華やいだ香りと、適度に熟成させた甘露のようなまろやかな味わいで、料理に合わせやすい幅広い酒質です。
|