ｸﾞﾘﾌｫｲ･ﾃﾞｸﾗﾗ ﾄﾚｯｻﾙｽ[2010]
オーナー醸造家「ロジェール・グリフォイ・デクララ」は1981年生まれと若いですが、13歳の頃からプリオラートの4人組の一人「アルバロ・パラシオス」の下で数年間働き、その後も様々なワイナリーで経験を積んでおりキャリアは十分。カリニェナに国際品種をブレンドして造られるこのワインは熟した赤い果実にバニラやタバコの香りが特徴的。しっかりとした骨格に程良いタンニン、甘い果実味に樽がよく馴染んだバランスのよい味わいです。
―以下リアルワインガイド40号より抜粋―
密度の高い液体だ。ストイックで締まった果実味を強く感じる。バランスの良さは抜群で、値段からは想像もできないしっかりとした構造だ。カベルネ・ソーヴィニョン、シラーなどの混醸が昔懐かしいスクールメイツの根性のように、ピッタリそろったハーモニーとなっている。それなりの線の太さ、多少の田舎っぽさを持ちながらも、都会的な色っぽさを備えている点など、まさにスクールメイツである。(今飲んで88 ポテンシャル89)
７５０ｍｌ