箱館醸造


箱蔵の酒 道南テロワール
古くは箱館と称された道南の地に、35年ぶりに酒蔵を復活させる。その熱い想いを共にする有志たちと立ち上げたプロジェクトから『箱蔵』は誕生しました。地元に根差した酒蔵を目指して、そして箱蔵でしか醸せない地酒を追及して、杜氏の東谷浩樹を中心に「道南テロワール」が息づく「淡麗旨口」にこだわった酒造りをしています。仕込み水には、中軟水で程よく旨口の酒造りに適した横津岳伏流水を使用。原料も、道産米を100%使用するのはもちろんのこと、北海道水田発祥の地である大野平野で地元の契約生産者と共に良質な酒米の栽培にも取り組んでいます。そして、丹精込めて育てた酒米を、丁寧に自社で精米。蔵人が酒米の硬さや水分量を判断し、精米歩合を調整することできめ細やかな品質管理を可能にします。
道南の米に、水に徹底してこだわり、酒造りに技と情熱を余すことなく注ぎ込み、箱蔵の酒で道南の魅力と心意気を発信してまいります。

杜氏の想い
箱館醸造の杜氏 東谷浩樹は、約30年にわたり北海道で酒造りに打ち込み、全国新酒鑑評会 金賞(通算3度・令和2年現在)の他、数多の受賞歴を持つ北海道の名匠です。真摯に酒造りと向き合い、「“本当の地酒”とは何なのか」と自問自答を繰り返してきた東谷が、辿り着いたひとつの答えが「その土地で採れた酒米で、その土地の仕込み水で、その土地の風土を生かした地酒を醸す」こと。それこそが唯一無二の地酒と信じ、郷宝では道南テロワールの具現化に全身全霊を注ぎ、この地の水と酒米を尊重した『淡麗旨口』を志向していきます。「郷宝に携わる地元の人々の熱意までも感じてもらえるような、資質を持った地酒を造りたい」。そう東谷が語るように、つねに郷宝は道南の心を映し出す酒でありたいと願っています。
※杜氏「東谷浩樹」・・・昭和42年生まれ。函館ラ・サール高等学校、帯広畜産大学農産化学科を卒業後、平成3年に道内の清酒メーカーへ入社。その後、焼酎メーカーを経て、平成24年に道内の清酒メーカーに入社。翌年に杜氏兼製造部長に就任。以降、数々の鑑評会で金賞を受賞。令和2年8月、箱館醸造の立ち上げに杜氏として参加。

以上蔵元資料より抜粋

道産の地酒TOPへ


郷宝 特別純米 彗星

地元七飯町で契約栽培する酒米「彗星」を100%(米麹も含む)使用した特別純米酒。米本来の旨みを品よく引き立てながら、後口はすっとキレがよく爽やか。甘やかで穏やかな香りが心地よく、清涼感のある味わいです。
原料米
彗星100%
アルコール度
16,0〜16,9%
精米歩合
55%
日本酒度
酸度
アミノ酸度
720ml   税込1980円



郷宝 特別純米 吟風

地元七飯町で契約栽培する酒米「吟風」を100%(米麹も含む)使用した特別純米酒。酒米本来の旨みを品よく引き立てながら、後口はすっとキレがよく爽やか。甘やかで穏やかな香りがここちよく、清涼感のある日本酒です。
原料米
吟風100%
アルコール度
16,0〜16,9%
精米歩合
55%
日本酒度
酸度
アミノ酸度
720ml   税込1980円