エステザルグ協同組合


エステザルグ協同組合はフランス最小の組合と言われており、加盟している生産者数は10名たらずです。また、ローヌ河南部の街アヴィニョンの南西側に位置しており、複雑な地層や多様な品種のぶどうを使ってコクとボリューム感に富んだワインが造られる地域となっています。各農家の畑は可能な限り有機栽培で管理されており、化学肥料や除草剤は一切使用しません。また、農薬に関してもどうしても必要な場合に限り、極少量のみ散布する「リュット・レゾネ」の手法を導入しています。また、それぞれの畑の個性をワインに反映させるため、数種類のワインを例外として基本的にブレンドは行いません。従って、この組合から出荷されるワインの多くはそれぞれの生産者名を名乗っています。いわゆる「協同組合」のがぶ飲み用ワインとは一線を画した品質主義のワインばかりなのです。

「協同組合」としての大きなメリットは、農機具や新しい醸造設備を共同で購入したり、醸造アドバイスを受けるシステムが構築しやすいなど、品質向上に向けた資金面でお互い協力し合える点だといえます。

この協同組合をここまで高品質なワインを造る生産者に育て上げたのは、現在フーラル・ルージュで自らワイン造りを行うジャン・フランソワ・ニックです。彼はこの協同組合を指揮し、多量のワインを高品質に、自然な造りで生み出していました。彼が独立した後もそのコンセプトを引き継ぎ、各生産者達がそれぞれに素晴らしいワインを造り上げています。
エステザルグの特徴=「自然環境を尊重した栽培」
※ 化学物質を一切使わない「ビオロジック」および極力農薬の使用を避ける「リュット・レゾネ」
※ 樹齢の高いぶどうから生まれる豊かな風味
※ 土壌の個性を生かし、区画ごとに分けた収穫
※ 平均35hl/haとグランクリュ並みの収穫量
※ 土着の天然酵母を使った発酵
※ 発酵~熟成中は、亜硫酸を添加しない
※ ろ過や澱下げをせずに瓶詰め。

以上輸入元資料より抜粋


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リアルワインガイド84号「旨安大賞」受賞!
ドメーヌ・レ・ジェネスタ
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ シニャルグ[2020]
エステザルグ協同組合(Les Vignerons d'Estézargues/レ・ヴィニュロン・デステザルグ)は南ローヌに位置する、僅か10軒の栽培家が集まり結成された非常に小さな共同組合。それぞれが所有する区画のブドウからワインを醸造していますが、組合の7割以上が有機栽培のエコセール認証を取得していて、醸造時に天然酵母を使用しSO2もボトリングの時に極少量のみ使用と、徹底した自然なワイン造りを目指しています。その品質は、各栽培家の細かな畑の管理と、醸造の責任を担う「ドゥニ・デシャン氏」の努力の賜物です。「ドメーヌ・レ・ジェネスタ」名義のこちらは透明感のあるルビー色で、カシスやオレンジピールに甘草や燻した香りが広がります。赤黒系の果実味が豊かに広がり、余韻には黒コショウのようなスパイスの印象が感じられます。
―以下リアルワインガイド84号より抜粋―
お~、愛してやまないエステザルグ!これまで5社ほどのインポーターがエステザルグを輸入していたが、そこにモトックス社も参戦。そういえば、以前は比較的お手頃価格だったナチュラルワインも今では結構高くなってしまい、なかなか手が出ないものも増えている。そんな中でもエステザルグは高くなったとはいえまだまだ穏当価格。しかもどのワインも間違いなく美味しいんだから、改めて評価して欲しいと心から思う。あっ、このワインもめちゃオイシーです!!(今飲んで89 ポテンシャル89+)
750ml   税込1815円

店長厳選旨安ワイン(1500円~1999円)

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ : 赤・フルボディ
アルコール度: 14,5%
ブドウ品種 : グルナッシュ50%、シラー30%、クノワーズ&カリニャン20%
平均樹齢 :45年
平均年間生産量 : 12000本

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コート・デュ・ローヌ・ルージュ ル・プティ・アンデゾン[2020]

「ソフトで丸みある、飲みすすむワイン」がコンセプトの、牛ラベルシリーズの末っ子となる葡萄本来の果実味を楽しむ赤。「ドメーヌ・ダンデゾン」のシラーと同時期に収穫したグルナッシュの混醸。マロラクティック発酵後に澱引きを行い、ステンレスタンクで約6ヶ月熟成後ノンフィルターで瓶詰め。驚く程しっかりとした果実味があり、非常にバランスがとれた味わいです。

―以下リアルワインガイド56号より抜粋―
お~、久しぶりのエステザルグ。しかも、新作!で、牛のイラストときたらやっぱりドメーヌ・ダンデゾンが造るもの。優しくてやんわりとした飲み心地。初めはボンヤリ気味の味わいも、黒果実と酸がくっきり出てくる頃にはひたすらジューシーで旨ウマ~ならしさ全開の味わいになっている。やっぱ、うみゃい!ナチュラルワインの風合いを持ちながらもネガティヴさの一切ない、みんなニッコリの美味しさ。やっぱりエステザルグはスゲェのだ。別格なのだ。表紙なのだ!!(今飲んで88 ポテンシャル89)※掲載ヴィンテージは2015年
750ml   税込1430円
店長厳選旨安ワイン(1500円~1999円)

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:14,5%
ブドウ品種 :シラー、グルナッシュ
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本

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リアルワインガイド「永遠の旨安大賞ワイン」選出!
レ・ゼール コート・デュ・ローヌ・ルージュ[2020]


カーヴに隣接する"Les Airs"のエリアから生み出されるワインです。南向きのテラス状の斜面で日照に非常に恵まれた区画。砂利の多い土壌で水はけがよく、また風がよく吹くため乾燥し病害が起こりにくいのも特徴です。醸造段階では亜硫酸を用いず、天然酵母で低温発酵をしています。マセラシオンも2週間行い、フレッシュな果実味となめらかな口当たりを生み出しています。厚さのあるボディと酸がバランスよく、ほのかにローヌワインらしいスパイスや野生的なニュアンスがあります。余韻も品のよい上質なもので非常にバランスに優れた安心できる味わいです。
―以下リアルワインガイド32号より抜粋―
もうこのラベルを見ただけで、大丈夫という安心感を抱かせてくれる一本。07年のぶっとび品質には及ばなかったけれど、もちろんこれはこれでキッチリと仕上がっている。大地の風味がたっぷりで、骨太な印象。こうやって飲み比べてみると、このワインは随分と重心が低い。それは濃厚ということではなく、各要素が充実しているということ。これまであまり考えたことはなかったけれど、きっと熟成させても楽しめるだろうな。今度やってみようっと。(今飲んで88 ポテンシャル88+)※掲載ヴィンテージは2008年
750ml   税込1925円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:14,5%
ブドウ品種 :グルナッシュとシラー主体、一部カリニャンやムールヴェードル
平均樹齢 :年
平均年間生産量 : 本

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ドメーヌ・ダンデゾン コート・デュ・ローヌV.V.[2018]

コート・デュ・ローヌは広く多種多様なワインがありますが、このワインのように、ろ過も清澄もしない60年もの樹齢のシラー100%のワインなど、それ程簡単に探し出す事は出来ないでしょう。ほとんど透けて通らない濃厚なカラーで、かなりしっかりとした目の詰まった味わい、攻撃的なタンニンのあるわりには、しなやかさも兼ね備えた内容も濃いワインです。
―以下リアルワインガイド35号より抜粋―
日本全国、いや、世界各国のエステザリストの皆さん!今回も大賞と相成りました。今年はどうなんだろう?というこちらのプレッシャーなどモノともせず、クールに平然と高得点をたたき出すその姿はもはや、王者の風格すら漂う。とはいえ、今回はラングドック&ルーションに「エル・ジー・アイ」なんていう強力なライバルになりそうな存在も出てきたりして、この旨安業界も群雄割拠の戦国時代が到来か?!それはそれで飲み手としてはワクワクしたりもするんだけど。(今飲んで88+ ポテンシャル89)※掲載ヴィンテージは2009年
750ml   税込1870円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:14%
ブドウ品種 :シラー100%
平均樹齢 :60年
平均年間生産量 :本



リアルワインガイド「旨安大賞」!
レ・グランド・ヴィーニュ・ルージュ[2018]


レ・グランド・ヴィーニュは、生産者ごとに瓶詰めされるこの協同組合にあって例外的にブレンドされたワインで、これは各農家の最高の区画で栽培されたブドウ、あるいは古い樹齢からのブドウを選別して造られたものであり、その目的は「エステザルグ」の認知度を高めるためのものに他なりません。言わば、組合の象徴的な存在といえるワインです。ブドウ品種は、サンソー、グルナッシュですが、ブラインドでそれを言い当てるのはかなり難しいといえるほど成熟したブドウから造られています。シラーを思わせるスパイスのような風味に、赤紫系の果実の熟した味わいがあり、エレガントな風味も感じられます。低価格なローヌにありがちな野暮ったさはなく、上品な味わいが楽しめます。
―以下リアルワインガイド68号より抜粋―
ちょっと見ない間にラベルも刷新され、なんだかオシャレな雰囲気になったグランド・ヴィーニュ。ちょうど良い濃度の液体から、黒果実とスミレ、ハーブ、バラなどの、上品な香りが漂い、もうこの香りだけでご馳走。だけど、飲むとさらに旨ウマで、なんでこんなに美味しいの?とローヌに向かって叫びたくなるほど。明るい表情の中にどこかしっとり感を持ち、味の焦点がず~っとボヤけない。エステザルグってやっぱりスゴイわ、と改めて思った2019年。(今飲んで89 ポテンシャル89+)
750ml   税込1760円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度: 14%
ブドウ品種 :サンソー、グルナッシュ
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本



ドメーヌ・ダンデゾン コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ シニャルグ[2014]

2つのタンクを使用。1つは100%シラー。もう1つはムールヴェードルを中心に、シラーとグルナッシュとカリニャン。マセラシオン後すぐに樽へ入れ、ML発酵と熟成をします。それをブレンドして瓶詰め。プレスジュースは使っていません。まったく透けないと言っても過言ではないほどの濃い色で、甘い果実味の中に、シナモンやスパイスの香りも感じられます。ボリュームがとてもあり、飲み応えは充分過ぎるほどですが、その中にも甘い果実の風味もあって、大変バランスのよいワインです。エステザルク農協の花形的な存在「ドメーヌ・ダンデゾン」のスペシャル・キュヴェです。
750ml   税込2268円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:14%
ブドウ品種 :シラー60%、ムールヴェードル30%弱、グルナッシュ、カリニャン
平均樹齢 :シラー40年以上、ムールヴェードル20~50年
平均年間生産量 :本



コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ラ・グラナッチャ[2013]

顧客から「南ローヌなのに、なんでグルナッシュ主体のワインを造らないの?」という要望がリリースのきっかけで、エステザルク葡萄栽培者組合の中から最高のグルナッシュを選りすぐって造られたワイン。もちろん有機栽培で、エステザルグの周りにあるテラス式の丸石がごろごろした畑から。グルナッシュの樹齢は50年~100年、ムールヴェードルは40年で、収穫量は30hl/haまで抑え清澄もろ過もせず瓶詰め。グラナッチャとはグルナッシュをあらわしていて、ダンデゾンの責任者ティエリ・ヤンピエトロの祖先がイタリア出身であるため、故郷のイタリアでのグルナッシュの呼び名で表示しています。葡萄本来の甘さのある香りと果実味。酸と果実味のバランスが良いワインです。
―以下リアルワインガイド48号より抜粋―
おっ、ここにもあるのね、エステザルグ!しかもこれは、選りすぐりのグルナッシュから造られるという、アレじゃないですか。何年か前に飲んだ時の印象は、ナチュラルだけど結構濃いワイン。しかし、やややっ!なんだかとってもエレガントなスタイルに変わっている!!ちょうど良い濃さの液体と、ベリーがイキイキと踊り、ついでにうま味も阿波踊っている果実味。大地の風味はたっぷりだけど、決してマニアックではない正統派ナチュラルワイン。トーゼンながら旨安大賞です。(今飲んで89+ ポテンシャル90)※掲載ヴィンテージは2012年
750ml   税込2268円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:14,5%
ブドウ品種 :グルナッシュ90%、ムールヴェードル10%
平均樹齢 :グルナッシュ50~100年、ムールヴェードル40年
平均年間生産量 : 本



レ・グランド・ヴィーニュ コート・デュ・ローヌ・ブラン[2008]

レ・グランド・ヴィーニュは、生産者ごとに瓶詰めされるこの協同組合にあって例外的にブレンドされたワインで、これは各農家の最高の区画で栽培されたブドウ、あるいは古い樹齢からのブドウを選別して造られたものであり、その目的は「エステザルグ」の認知度を高めるためのものに他なりません。言わば、組合の象徴的な存在といえるワインです。トロピカルで濃密な果実未を持ちながら、どこか澄んだ印象を受けるのは、透明感のあるミネラルと柔らかい酸がそのバランスを支えているためで、良好なバランスの中にも厚みのある芯のある味わいが楽しめます。
―以下リアルワインガイド32号より抜粋―
エステザルグといえば本誌では「レ・ゼール」の登場が目立つけれど、組合の象徴的な存在といえるのはこちらのワインらしい。まぁ、どれを選んでも“エステザルグに死角なし”ということを再認識させられた今回のテイスティングではあったような気もするが・・・。香りも味わいも強いインパクトを残すものではないけれど、佇まいの美しさを感じさせるグランド・ヴィーニュ。ただただ優しくて、甘みや苦みが継ぎ目なく流れるように広がってくる美味しさ。(今飲んで87+ ポテンシャル88)
750ml   税込1890円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :白・辛口
アルコール度: 13,5%
ブドウ品種 :グルナッシュ・ブラン80%、クレレット・ブランシュ10%、ブール・ブラン10%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本



テラヴィティス コート・デュ・ローヌ・ルージュ[2007]

選りすぐったこだわりの無農薬栽培のブドウを野生酵母でゆっくりと醸造し、貯酒管理を徹底したうえ、ノンフィルターで丁寧にボトリングします。自然農法ならではのやさしい味わいに加えて、良質なブルゴーニュワインを思わせる甘い凝縮した果実の風味がたっぷりです。使用するブドウ品種はグルナッシュ種、シラー種、サンソー種。
750ml   税込1295円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ : 赤・フルボディ
アルコール度: 14%
ブドウ品種 : グルナッシュ、シラー、サンソー
平均樹齢 :年
平均年間生産量 : 本



テラヴィティス コート・デュ・ローヌ・ブラン[2007]

自然農法テラ・ヴィティス認定の生産者のもので、樹齢40年の古樹から造られます。白い花、白桃、アンズなどの香りがふわっと漂い、芯のしっかりとした力強い酸味がボディを支えています。優しい自然な果実味で、透明感あふれるキレイな味わい。この値段のレベルを遥かに超えた仕上がりです。
750ml   税込1208円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ : 白・辛口
アルコール度: 14%
ブドウ品種 : グルナッシュ・ブラン70%、クレレット10%、ブールブラン10%、ヴィオニエ10%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 : 本



レ・ゼール コート・デュ・ローヌ・ブラン[2005]

カーヴに隣接する”Les Airs”というエリアから生み出されるワインです。 主な区画は2区画あり、1つはなだらかな丘陵地でもう1つは南向き斜面の上部という好立地。平均樹齢40年のブドウを糖分と酸が最もバランスのとれた時点で手摘みで収穫(一部機械摘み)。酸化を防ぐために一度冷却をしてから圧搾し、天然酵母で低温発酵。亜硫酸の添加は瓶詰め時に20mg/lのみ。果実のしなやかさや自然なふくらみが印象的です。余韻に残る酸の質が上品で、爽快感を与えるクリーンな味わいです。より品の良い美味しさが楽しめます。
―以下リアルワインガイド32号より抜粋―
赤の完成度の高さに比べちゃうとどうも物足りなさが付きまとい、いつもちょっとばかり損をしている、レ・ゼールの白。ひたすらホワホワの飲み口は優しいけれど、全体的にパンチ不足。ミネラルからくる塩っぽさなども出てきそうなのに、ハッキリと姿を見せない。チラリズムは魅力的だけど、ワインなのでもう少し味がキッパリついている方が嬉しいかな。とはいえ、キレイだしナチュラルだし、素直に美味しいので、購入を迷うことはありませんよ、奥さん。(今飲んで87 ポテンシャル87)※掲載ヴィンテージは2008年
750ml   税込1925円

生産地:フランス、ローヌ地方
味のタイプ :白・辛口
アルコール度: 14%
ブドウ品種 :グルナッシュ・ブラン70%、クレレット・ブランシュ10%、ブール・ブラン10%、ヴィオニエ10%
平均樹齢 :40年
平均年間生産量 :本