ジェラール・デスクランブ


現在のオーナーであるジェラールの父ジャン=アルマンは、1954 年からビオ農法を提唱し続けた人で、当時農薬等を使った近代農法が隆盛を極めていたボルドーの中では異色の存在だった。2代目となるジェラールは父が亡くなった 1975年、弟と一緒にワイナリーを引継ぐことになる。それ以前、ジェラールは肥料を製造する会社で働いていた。当時は、バイオテクノロジーの進歩により、年々低コストで効率高の化学肥料が開発され、結果がすぐに反映される肥料がよく売れていたそうだ。その一方で「バイオテクノロジーによる農業とは何か?」という葛藤がいつもつきまとい、逆説的だが、彼が化学肥料を売れば売るほど益々、彼の父が行うビオ ロジックに傾倒していったそうだ。その当時ワイナリーは、ジェラールが畑とコマーシャル担当で、弟が醸造を担当していた。1995年に弟が亡くなって以降は、彼が醸造も全て管理することとなる。2007年、5.6ha持っていたサンテミリオンの畑を売り、ACボルドー一本に絞る。2015 年、足の持病が悪化したジェラールは、マルセイユで海軍の消防部隊に勤めていた息子のオリヴィエにシャトーの後継ぎを相談する。それを引き受けたオリヴィエが現在畑とワインの管理を行う。

以上輸入元資料より抜粋


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ボルドー・ルネッサンス[2020]

2020年は息子のオリヴィエに代わり「シャトー・オーゾンヌ」の現栽培責任者兼「デスクランブ」の共同オーナーである「ローラン・ヴァレット」が仕込んでいて、ブドウが早熟かつ日照りにより例年よりも力強いタイプのワインが出来上がりました。収穫したブドウは黒々とアントシアニンを多く含んでいたので、タンニンの抽出を控えるためにマセラシオン期間は4週間と前年よりも1週間早く切り上げました。ワインは芳醇なコクとしなやかな果実味を兼ね備えた、飲みごたえのある味わいに仕上がっています。加えて塩気のあるミネラル、余韻をジワっと引き締めるキメの細かいタンニンが長熟に耐え得るポテンシャルを予感させます。スタイル的にはフルボディで、今飲むのであればがっつりステーキもしくは内臓料理と。そうでなければ5年くらい瓶熟させて、タンニンのこなれた景色も見てみたい…とてもコストパフォーマンスの高いワインです!
750ml   
税込2255円

生産地:フランス、ボルドー地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:13%
ブドウ品種 :メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%
平均樹齢 :35〜49年
平均年間生産量 :本

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ボルドー・ルネッサンス[2015]

ブルーベリー、ドライプルーン、バラ の花弁、黒オリーブ、メントール、黒糖の香り。ワインのタッチは滑らかかつ上品で、果実味に凝縮感があ り、繊細な酸とキメの細かいタンニンが絶妙なバランスで調和しています。ちなみにラベルは知人の漫画家がルネッサンス(蘇る)という名前にちなんで描いたもの。その美味しさに棺桶から蘇っちゃたようです?!
750ml   税込1890円

生産地:フランス、ボルドー地方
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:13%
ブドウ品種 :メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%
平均樹齢 :30〜44年
平均年間生産量 :本



サン・テミリオン[2005]

カシスやケッパー、フローラルな香りが華やか。ワインの骨格がしなやかで、アフターにタンニンとミネラル感を感じます。2005年のラベルは、フランスで有名な風刺画家ミッシェル・ピションが描いた富士山オリジナルラベル!
750ml   税込2700円

生産地:フランス、ボルドー地方、サン・テミリオン地区
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:12,5%
ブドウ品種 :メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン
平均樹齢 :26〜36年
平均年間生産量 :本